通室のメリットを整理する

ピグマリオンでは幼児家庭学習用の教材が販売されており、同時にピグマリオン学院のような通室できる教室も存在しています。

それでは、改めて通室のメリットというものを整理してみたいと思います。

通室のメリットについては、数日前に行われた講師向けの月例での研修で開発者の伊藤恭先生がお話されていたことでもあるのですが、まずピグマリオンで大切にしている

「教え込むのではなく、学ぶ」

ということを体現するために、親と子が対峙してしまうのを防ぐ効果があります。

親子が机を挟んで学習すると、どうしても矢印がぶつかりがち。

順調な時は良いのですが、お子さまのモチベーションが上がりにくい時などに、どうしても親側がこなそうとさせてしまい、それがお子さまに取って逆効果になることも。

それを通室に変えることによって、

親子が同じ方向を向ける、すなわち、同じ目線に立って親子で一緒に学びながら過ごすという場面を定期的に作れるのです。

そして、伊藤先生は、「理想は複数人の家族で学んだ方が良い」とお話もされています。

これは、麻布教室のQ&Aにも記載をさせていただきましたが、

学んで行く上で、他のご家庭の親子での振る舞いなども学ぶことができるからです。

その人数を4名から8名だと伊藤先生はおっしゃっています。

改めて整理すると、ピグマリオンでの理想的な学びは、

  1. 少人数での複数の通室
  2. 1対1での通室
  3. 家庭学習

の順番になります。

もちろん、家庭学習で同じ方向を向きながら進められているご家庭もあるかとおもいますので、そのようなご家庭は通室する優先順位が下がるかもしれません。

それはそれで良いかと思います。

一方で、どうしても、早く進めようと焦って枚数をこなさせようとしてしまったり、親御さまがイライラしてしまったり、同じ矢印で進められない時も出てくるご家庭の方が多いのではないでしょうか?

そのために活用するのが、ピグマリオンの教室です。

たまに、「ピグマリオンのWebスクールは、いかがですか?」という質問をいただきますが、ここまで読んでいただけたら、分かっていただきますでしょうか?

私は、個人的には「1対1での通室と家庭学習の間」だと思っております。

お近くに教室がないような地域にお住まいの方だったり、通室に腰がひけてしまう何らかの事情がある方などであれば、とても良いシステムなのではないかと思います。

ここまで書きましたが、教室を運営する側からの視点ですので、多少ポジショントークになってしまっていることにご留意いただきながら、記事を参考にしていただければ幸いです!

ピグマリオン学院 麻布十番教室